2024.12.06

「15th International Symposium on Atomic Level Characterizations for New Materials and Devices (ALC’24)」開催

2024年11月17日~22日の6日間、くにびきメッセを会場に、国際会議「15th International Symposium on Atomic Level Characterizations for New Materials and Devices (ALC’24)」が開催されました。

この会議は、日本表面真空学会マイクロビームアナリシス技術部会が主催して2年に1度開催されている国際会議です。松江市では2015年に引き続き2回目の開催となりました。

今回は、くにびきメッセでの研究発表とともに、観光庁による国際会議の開催効果拡大実証事業の認定を受けた「たたら製鉄にまつわるプログラム」が実施されました。

11月21日に「出雲大社・島根県立古代出雲歴史博物館」「足立美術館」「鉄の歴史博物館・菅谷たたら山内」の3つのたたら製鉄にまつわるコースに分かれ、それぞれのたたら製鉄との係わりを学んでいただきました。

その後3コース全員が出雲市の「島根ワイナリー」に集合し、屋外の駐車場でミニたたらの実演(実際のたたら製鉄がどのように行われるかを小規模に再現したもの)を見学後、レストランでバンケットを開催し、アトラクションでは、島根県の代表的伝統芸能である神楽も鑑賞されました。

そして最後は、一畑電鉄出雲大社前駅から松江しんじ湖温泉駅まで「一畑電車」に乗って、車内で二次会を楽しんでいただきました。電車の中での宴会というまさしく非日常での体験は非常に好評で、参加者の皆さんは大変喜んでおられました。

また、11月22日の最終日にはオプションとして、お隣「鳥取県におけるたたら製鉄の係わり」を学ぶツアーも催行され、20名を超える参加者がありました。山陰地区におけるたたら製鉄の係わりを、実体験していただくとともに、隣県の温泉も堪能いただきました。

 

 

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