2022.02.20

「第11回日本ジオパーク全国大会 島根半島・宍道湖中海大会」開催

2021年10月3から5日までの3日間、「第11回日本ジオパーク全国大会 島根半島・宍道湖中海大会」が松江市のくにびきメッセと、出雲市のビッグハート出雲を会場に開催されました。

松江市と出雲市には、ラムサール条約登録湿地の宍道湖と中海をはじめ、貴重な地形や地質があることから、「島根半島・宍道湖中海ジオパーク」として日本ジオパークに認定されています。この大会は、ジオパーク関係者による情報交換や意見交換を行い、ジオパークの一層の発展・向上につなげるために毎年全国各地で開催されています。

今回の大会は、「今、なぜジオパーク?国引きの地から持続可能な地域づくりを考える」をテーマに、初日のビッグハート出雲では、市民公開講座やジオパークに関連する展示、全国のジオパークの特産品を集めた物産展等が行われ、県内約200人の方々が参加されました。また2日目、3日目は、会場を松江市のくにびきメッセに移し、講演、パネルディスカッション、市町村長会議、分科会等がオンラインで行われました。

この大会は、本来であれば全国から多くの関係者が参加される大型コンベンションですが、今回は残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響により、プログラムの多くはオンライン形式で行われ、出雲会場は県内在住者のみに限定して開催されました。ただ、全国のジオパーク関係者が今後の活動について議論する有意義な機会になるとともに、島根県の持つすばらしいジオパークの魅力を全国に発信できたことは、今後の観光における活用を含め、大きな成果を生むものと期待されています。

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