松江コンベンションビューロー/（一財）くにびきメッセ

2021年８月25日。全国高等学校PTA連合会の第70回全国大会が、島根県民会館を会場にハイブリッド形式で開催されました。

同団体は、高校のＰＴＡを通じて家庭教育や学校教育などの充実をはかろうと組織された一般社団法人で、毎年全国持ち回りで全国大会を開催してきました。

今回の全国大会は、当初の予定では、昨年くにびきメッセ等市内各所の施設で開催をされる予定でしたが、新型コロナウイルス流行拡大の影響で１年延期となりました。本来この大会は参加者数約１万人規模の大型コンベンションですが、今年春先においても全国的な感染収束がみられず、大会史上初めてオンラインをベースした開催形式に変更を余儀なくされました。またそれに伴い、参加者数も最終的に大会役員・スタッフも含めて約140人に絞られました。

今年の大会は「ご縁づくり」をメインテーマに、現在のコロナ禍における学校教育の様々な課題を中心に討議が行われました。開会式においては、丸山島根県知事、上定松江市長、田中安来市長なども来賓として臨席され、萩生田文部科学大臣もビデオレターを寄せられました。

全体会においては、小泉八雲記念館館長の小泉凡先生の記念講演が行われ、その後松江市出身の俳優・佐野史郎とミュージシャン・山本恭司さんによる朗読パフォーマンスの上映、山本恭司さんのギター演奏がありました。さらにアトラクションとしては、松江商業高校の吹奏楽、浜田商業高校の石見神楽の上演が花を添えました。その後の6つの分科会では、前撮りしたものが動画配信されました。

来年の第71回大会は、石川県を会場に開催されます。