2019.08.06

Japan-Taiwan Bilateral Polymer Symposium(JTBPS2019)

7月23日から25日の3日間、くにびきメッセ小ホールにおいて、国際シンポジウム、日本台湾二ヶ国高分子シンポジウム(JTBPS2019)が開催されました。期間中は台湾から24名(うち学生9名)、日本から34名(うち学生17名)の計58名が参加し、30件の口頭発表と23件のポスター発表が活発に行われました。


主催者コメント――――――――――――――――――――――――――――――――――
この会議は日本と台湾との高分子研究者の間で毎年、お互いの国で開催され、今回で10回目を数えます。先進的な高分子科学分野における二国間の学術交流を目的とし、さらに次世代の高性能高分子材料について意見交換を行う国際シンポジウムです。勤務先から離れた松江を開催地に選んだことは当初不安もありましたが、くにびきメッセの方々や島根大の方々の丁寧なサポートに支えられ、すばらしい会場で成功裏に会を終えることができました。参加者には、地元島根の食材に加えて地ビールや地酒を楽しんでいただき、学会後のエクスカーションでは松江城と出雲大社を観光し、しんじ湖温泉も満喫して、島根県、特に松江の素晴らしさを感じてもらえました。日本台湾両国の皆さんから、10年間で一番思い出深いシンポジウムになったと言われて、主催者一同とてもうれしく思っております。島根県と松江市からの手厚い経済的支援をいただき、シンポジウム開催まで辛抱強く支えて下さったくにびきメッセの方々、本当にありがとうございました。
(東京工業大学物質理工学院 教授 石曽根 隆 様)

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