国際会議「ISATE 2023」開催
9月12～15日に「16th International Symposium on Advances in Technology Education (ISATE 2023)」が開催されました。当会議は、科学・技術及び工学の教育に関する議論や情報交換を行うことにより、総合的・多角的視点による実践的技術者教育のさらなる発展を目指して、2007年から開催している国際会議です。今回は松江高専が主催者となり、松江テルサ及び松江工業高等専門学校を会場に開催されました。
会議初日は、松江テルサのテルサホールでオープニング、キーノート、ポスターの各セッションに続き、夕方からはウェルカム・レセプションが開催されました。レセプションの最後には、島根県の代表的な伝統芸能である「石見神楽」も上演され、勇壮な神楽の舞は海外の参加者にも大好評でした。
2日目と3日目は、松江テルサにて6会場同時に英語での工学教育に関する発表が行われました。松江の生和菓子が和菓子職人さんの実演とともにふるまわれ、こちらも大好評でした。
2日目の午後は、参加者全員で堀川遊覧船に乗ってのワークショップを実施し、参加者の方は松江の景色を楽しみながら議論を交わされていました。
3日目の午後は、松江高専でのエクスカーションを実施しました。5学科のブースと剣道部、弓道部のブース、実習工場が見学されました。学生が作成したロボットやゲームプログラムの体験、弓道や剣道の体験など、参加者の方は楽しみながら松江高専の学生が普段の活動が紹介されました。
夕方には大根島の「日本庭園 由志園」でバンケットが開催されました。美しい日本庭園と、島根県の郷土芸能安来節等を鑑賞いただいた後、懐石料理を召し上がりながらバンケットを堪能されました。。
4日目はバスツアーを実施し、足立美術館、出雲大社、出雲歴史博物館、島根ワイナリーを訪れました。松江高専サマンサ先生の、英語での出雲大社や島根に関する様々なトークは大好評でした。
今回の会議には、海外から61人を含む、149人の関係者が参加をされました。
