2022.12.28

国際会議「SynOre 2022」開催

この会議の期間中には、会議のテーマ「鉄」に関連する、島根県の伝統的製鉄技術「たたら」に関する企画も行われました。

大会3日目には、会場のくにびきメッセの駐車場には、耐火れんがとコンクリートブロックを用いた簡易式の炉が設けられ、砂鉄を燃焼して鉧(けら)ができるまでの工程が実演されました。参加者の方々は、非常に興味深くこのミニたたらを見物されていらっしゃいました。

また5日目の行われたエクスカーションでは、雲南市吉田町の、国内で唯一現存するたたら場の建屋である「菅谷たたら山内」や、「鉄の歴史博物館」を見学された後、「和鋼生産たたら体験交流施設」で行われた、実際のたたらの操業「たたら吹き」をご覧になりました。

古来からの製鉄技術たたらが唯一残る島根県で、この国際会議が開催されたことは非常に意義深く、また今回、国内外の参加者に皆さまにそれをPRできたことは、開催地としても大きな意味がありました。

松江コンベンションビューローとしても、今後ともコンベンションを通じて、この伝統技術をアピールしていきたいと考えています。

  

 

 

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